ラ・リーガ

サッカーにおける「ゴール」。それは誰もが喜びを爆発させる瞬間だ。特にフォワード陣は得点を目的にプレーしていると言っても過言ではないため、ゴールに貪欲な選手が多い。

一方で、ディフェンダーは主な仕事が守備になるため、得点に関わらないことも全くもって珍しくない。セルヒオ・ラモスやピケなどは例外だが。

今回は、スペイン1部のリーグ戦で40試合以上に出場し、一回もゴールを上げることがなかった主な選手たちを紹介しよう。


カンビアッソ


42試合0ゴール

インテルのイメージが強い元アルゼンチン代表のカンビアッソだが、実はインテルの前はレアル・マドリードでプレーしていた。当時、ベッカムやロナウド、ジダンなどが在籍しており『銀河系軍団』と呼ばれていたが、カンビアッソは銀河系軍団の一員として名前を挙げられることはないものの、チームの欠かせないピースとして活躍した。

アビダル


125試合0ゴール

バルセロナの左サイドバック、センターバックの一員として活躍した元フランス代表のアビダル。6年間の在籍で125試合に出場し、バルセロナの黄金期を支えた。大病で戦線を離脱することが2回あったが、鋼の精神力で復帰を果たし、復帰戦ではカンプノウの観衆から盛大な拍手を受けた。ちなみに、国王杯では2得点を挙げている。

ペレア


224試合0ゴール

アトレティコ・マドリードで右サイドバックやセンターバックとして活躍した元コロンビア代表のぺレア。2回のヨーロッパリーグ優勝に貢献している。アトレティコの前に所属していたメデジンやボカでもゴールを挙げることはなかったが、クルス・アスルでは得点を決めている。

クアルテーロ


190試合0ゴール

1993年から2009年の間、レアル・サラゴサ一筋で活躍したスペイン人DFクアルテーロ。出身もユースチームもサラゴサであるため、同地域のレジェンドとも言えるだろう。各年代のスペイン代表には選ばれていたが、A代表に呼ばれることはなかった。

エンソ・ペレス


61試合0ゴール

現在アルゼンチンのリーベルプレートで主力として活躍するエンソ・ペレス。2015年から2017年までバレンシアに所属していたが、ゴールは一度も決めていない。エンソ・ペレスといえば2021年にゴールキーパーを務めた場面ではないだろうか。アルマーニなどのGK陣がコロナウイルスの影響で出場不可になり、代わりのGKとして先発出場した。

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