ラ・リーガは、メタバース開発に特化した韓国のプラットフォームである『TVM』とスポンサー契約を結んだ。契約期間は2025年までの2年半。契約金額の詳細は明らかにされていないが、この手のグローバル契約は約800万ユーロと評価されている。
この契約により、TVMは同社が開発するスポーツ・メタバース「Triverse」内に独占的なスペースを提供する予定。その他、ラ・リーガのコマーシャルパートナーも参加できるようになり、また参加を希望するクラブがあれば入れるようにする意向だ。
メタバース内では、試合のハイライト、記者会見、選手のインタビュー、その他関連するクラブ発表などのサービスにアクセスできるようになる予定。また、ユーザーがメタバース内の公式コンテンツを消費すると、特定の報酬や経験値を獲得し、アイテムを入手することができる。
Triverseはファン体験に焦点が当てられる。「世界中に1億5千万人以上のファンを持つラ・リーガは、従来のコンテンツと連動するだけでなく、平日も可能な限りファンと交流したい」とラ・リーガの担当者ホルヘ・デ・ラ・ベガ氏は述べた。
一方でTVMのCEOキム・ジョシュ氏は、「ブロックチェーン技術とこれらの製品は相性が良いため、報酬制度はNFTを中心に展開する予定です。そのため我々は独自のNFT取引プラットフォームを持つことになります」と発言した。