22/23年にラ・リーガで最も多くのクリーンシートを達成しているゴールキーパーは、バルセロナ所属のテア・シュテーゲン。25試合の出場で19回というとてつもないペースだ。
2番目に多いのが、アトレティコのヤン・オブラク、ソシエダのアレックス・レミロ、ラージョのストレ・ディミトリエフスキ、カディスのヘレミアス・レデスマの4人で9回となっている。
彼らを比較してみると、いかにテア・シュテーゲンが飛び抜けているかが分かるだろう。これは今季に限らず、21世紀のラ・リーガにおいてもダントツのペースである。
今回は、21世紀ラ・リーガにおけるクリーンシート数ランキングとして、トップ5を紹介していこう。
※ここまでのデータはリーグ戦25試合終了時点のもの
5位タイ ビクトル・バルデス(35試合19回、04/05年)
同シーズン、バルセロナをリーグ制覇に導いた。この年はサモラ賞も獲得している。
5位タイ アレックス・レミロ(35試合19回、21/22年)
現在久保建英の同僚であるアレックス・レミロ。チームは6位だったが、クリーンシート数は最も多かった。
5位タイ テア・シュテーゲン(25試合19回、22/23年)
首位をひた走るバルセロナの鉄壁の守備を支える。このペースでいけば大きく記録を更新することになるだろう。
4位タイ サンティアゴ・カニサレス(37試合20回、03/04年)
バレンシアを代表するゴールキーパー。この年はサモラ賞も獲得している。
4位タイ ビクトル・バルデス(38試合20回、09/10年)
バルセロナが国内リーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグの3冠を達成した翌年。この年はリーグ2連覇を果たしている。
4位タイ ティボー・クルトワ(37試合20回、12/13年)
当時アトレティコ所属のクルトワ。サモラ賞も獲得した。
4位タイ ティボー・クルトワ(37試合20回、13/14年)
2年連続で最多クリーンシート数を達成し、同じく2年連続でサモラ賞を受賞した。また、チームとしては悲願のリーグ制覇を成し遂げた。
4位タイ ヤン・オブラク(37試合20回、18/19年)
鉄壁のアトレティコを長らく支えるオブラク。15/16年から4年連続でサモラ賞を受賞した。
3位 ヤン・オブラク(37試合22回、17/18年)
アトレティコがヨーロッパリーグを制覇したシーズン。リーグ戦では2位だった。
2位 クラウディオ・ブラーボ(37試合23回、14/15年)
バルセロナが2度目の欧州3冠を達成したシーズン。
1位 ヤン・オブラク(38試合24回、15/16年)
21世紀で最も多かったのは、15/16年にオブラクが記録した24回。
(By ALLSTARS CLUB編集部)