ラ・リーガ

ラ・リーガはこの度、米国テキサス州のダラスにアカデミーを開設した。カナダ、ニューヨークに続き、アメリカ大陸で3番目のアカデミーとなる。これは、ラ・リーガが育成サッカーを推進する「LaLiga Grassroots」のスポーツプロジェクトの一部で、現在43カ国で合計550以上のプロジェクトが実施されている。

ラ・リーガは、UAE、クウェート、ベトナム、インドネシア、マドリードに本部を置き、世界中に9つの常設サッカーアカデミーを有している。他のアカデミー同様、ダラスでの目的は、2015年から現在までに全世界で20万人以上の選手をトレーニングしてきたラ・リーガのサッカーメソドロジーを教えることだ。

この分野のプロジェクトは近年増加し続けている。ラ・リーガ北米支部は、「LaLiga Grassroots」とともに、才能を発掘するプログラム「LaLiga Select」や教育も重視した「LaLiga Camps USA」を地域の最大8カ所で実施。

また、「US Club Soccer」という団体との契約を2024年まで更新し、育成サッカーの指導者向けのさまざまなトレーニングプログラムも行なっている。

ラ・リーガ北米支部の戦略・ビジネス開発ディレクターのニコラス・ガルシア氏は、「この新しいアカデミーは、我々にとって戦略的なものです。私たちの柱の一つは、育成サッカーの発展を支援し、地域のスポーツを盛り上げること。特に2026年のワールドカップを考慮すると、この地域は国際的に注目されています」と述べた。