ラ・リーガは、下部組織をより発展させるために「ラ・リーガ・キャンプ」というプロジェクトを開始している。このような試みはヨーロッパの主要リーグでもラ・リーガしか取り組んでいない。このキャンプはマドリードのESCセンターで今年の7月からスタートするとのこと。
このプロジェクトでは短期間のトレーニングキャンプで若い選手たちにサッカーの価値観を伝えることが目的とされている。また、キャンプの運営やテクニカルスタッフの選出をリーガ・エスパニョーラのプロフェッショナルに依頼し、コーチが選手のパフォーマンスをしっかりと評価できるようなシステムにしている。
更にはスペインでの展開に加え、2022年にはイギリスのサセックスにある「LaLiga Camps UK」を、米国ではワシントンDCからラスベガスまでの国内8都市で「LaLiga Camps USA」を展開予定。また、3月には南アフリカで第2回目の開催が予定されている。
「ラ・リーガ・グラスルーツ」では、「ラ・リーガ・キャンプ」に加え様々な期間限定プログラムも実装している。例えば、最高の競技レベルで国際的な人材を育成するために、選手選考に焦点を当てたプラン「LaLiga Scouting」や、スペインサッカーのメソッドを学びたい指導者に焦点を当てた「Coaching Education」などがある。