ヴァスコ・ダ・ガマ

ラ・リーガは、ブラジルリーグの各クラブ代表者に、ブラジル国内での新しいチャンピオンシップ再編成のガイドラインを提示した。

現在、ブラジル国内リーグはブラジルサッカー連盟(CBF)が主催しているが、ブラジルの各チームは、より自律性と決定権のあるリーグを作りたいと考えている。そのため、経営や開発の経験を持つパートナーを探しており、この度ラ・リーガがその候補の一つとなった。現時点でブラジルサッカーの新モデル編成を申請しているのは、Codajas Sports KapitalとLiveModeである。

ロナウド・ナザリオ

元ブラジル代表のロナウド・ナザリオ氏が出席した発表会で、ラ・リーガ会長のテバス氏はスペインやイングランドにおけるテレビ放映権の分配方法を説明し、ブラジルでの提案も行なった。50%を均等に、残りの50%の内25%ずつを順位と観客動員数に応じて配分するのが理想的だという。

そこで、ラ・リーガは、金融会社のXP Investments、コンサルタント会社のAlvarez&Marsalとともに、「ガバナンスと経営問題、放映権、CBFや他の連盟との関係」を網羅した計画を提案した。ラ・リーガとの契約が成立するためには、ブラジルリーグの厳格な財務管理、テレビ放映権販売の一元化などが必要となる。

XP Investmentsはリーグに投資してくれる投資家の確保を、ラ・リーガは運営面を担当する。また、Alvarez&Marsal社はリーグの運営に携わるという。