22/23シーズンのラ・リーガも残すところあと1試合となった。チャンピオンズリーグ出場チームやヨーロッパリーグ出場チームが決まり、後はカンファレンスリーグ出場チームと18位で降格するチームが未確定となっている。
現在カンファレンスリーグ出場権を争っているのは、オサスナ、アスレティック・ビルバオ、ジローナ、ラージョ、セビージャの5チーム。これらのチームは勝ち点1差と非常に僅差である。
一方で降格の可能性があるのは、カディス、ヘタフェ、バレンシア、アルメリア、セルタ、バジャドリーの6チーム。これらのチームの勝ち点差は「2」だ。
さて、このように来季の運命をかけた争いも重要だが、もう一つ、クラブとしてより高い順位で終わりたい理由がある。それは、順位によって変動するボーナスをより多く手に入れるためだ。
ラ・リーガでは、テレビ放映権の25%の分配が順位に基づくことになっている。21/22年は全体で14億2700万ユーロの収入があったが、その内半分となる7億1350万ユーロは均等に分配され、1チーム当たり約3560万ユーロを受け取ることができる。
残りの7億1350万ユーロは、さらに半分に分けられ、片方の3億5670万ユーロは過去5シーズンのシーズンチケットや興行収入、テレビ放送の商業化による資源創出への参加などに基づいて分配される。
残った3億5670万ユーロが今回注目する「順位によって変動するボーナス」である。このボーナスは35%、20%、15%、15%、15%と5シーズンに分けて全額を受け取ることになるそうだ。金額は次の通り。
1位 6064万ユーロ(17%)
2位 5351万ユーロ(15%)
3位 4637万ユーロ(13%)
4位 3924万ユーロ(11%)
5位 3210万ユーロ(9%)
6位 2497万ユーロ(7%)
7位 1783万ユーロ(5%)
8位 1248万ユーロ(3.5%)
9位 1070万ユーロ(3%)
10位 981万ユーロ(2.75%)
11位 891万ユーロ(2.5%)
12位 802万ユーロ(2.25%)
13位 713万ユーロ(2%)
14位 624万ユーロ(1.75%)
15位 535万ユーロ(1.5%)
16位 446万ユーロ(1.25%)
17位 356万ユーロ(1%)
18位 267万ユーロ(0.75%)
19位 178万ユーロ(0.5%)
20位 89万ユーロ(0.25%)
(By ALLSTARS CLUB編集部)