リーガ・エスパニョーラは23-24年から名称を変更する予定だ。これは、大会運営側が発表したもので、バンコ・サンタンデール(サンタンデール銀行)は22-23年を以ってスポンサー契約を終了する。同行は、もう1シーズン更新するオプションを持っていたが、その権利は行使しない。これまではリーグの命名権などに年間2000万ユーロを支払っていた。
「23-24年以降のリーグを担当するパートナーは数週間以内に発表します」とハビエル・テバス会長は声明で述べた。スペインメディアによると、8月に新スポンサーを発表し、収入増と引き換えに5年契約を結ぶという。
バンコ・サンタンデールは、2016年にBBVA(同じく銀行)からリーガ・エスパニョーラの命名権を引き継いだ。テバス会長は、「長年にわたるラ・リーガとの信頼関係に感謝するとともに、バンコ・サンタンデールとは、両ブランドの成長と普及のために今後も協力していけると確信しています」と述べている。
一方で、バンコ・サンタンデールの欧州地域統括兼CEOであるアントニオ・シモンシュ氏は、「この数年間のリーガ・エスパニョーラとの関係を嬉しく思うとともに、他の協力の道も模索していきたい」と強調した。
6シーズンにわたって続いたスペインリーグとバンコ・サンタンデールの提携。23-24年から『ラ・リーガ・サンタンデール』と『ラ・リーガ・スマートバンク』の名称は何になるのか注目が集まる。