ラ・リーガ

先日、El Confidencial紙にてバルセロナの監査役変更が発表された。2017年に『Deloitte(デロイト)』から『EY(アーンスト・アンド・ヤング)』へ変更したバルセロナだったが、一部問題に関してEY側と意見が食い違ったため、再び乗り換えることとなった。新たな監査役は『Grant Thornton(グラントソントン)』だ。

関連記事:バルセロナ、決算の監査役をEYからグラントソントンに変更

ラ・リーガにおいてGrant Thorntonは、バルセロナの他にバジャドリードとグラナダの会計を担当している。

一方でEYは、Deloitte、PwCコンサルティング、KPMGと並ぶ世界四大会計事務所だが、この度世界のビッグクラブの一つであるバルセロナを手放すことになった。

ラ・リーガにおける21-22年の各クラブの監査役は以下の通り。

2Playbookによると、アトレティコ・マドリードを担当しているEuditaは、以前はバレンシアの会計も担当していたが、現在のクラブオーナーであるピーター・リム氏が買収してからはEYに変更されたという。

表をご覧の通り、世界四大会計事務所の内、PwCコンサルティングとKPMGはラ・リーガのクラブを担当していない。ただ、PwCはラ・リーガ自体の監査役であり、KPMGは古豪のラ・コルーニャを担当している。