ブッフォンの77番、ロナウジーニョの80番、ベッカムの32番、バロテッリの45番、、、大きい数字の背番号を数多く読者は見てきたであろう。しかし、このような高い数字の背番号をラ・リーガのクラブで見たことがあるであろうか。

ラ・リーガの25番制限ルール

ラ・リーガでは背番号1から25まででトップチーム(1軍)を構成しなければいけないというルールがある。しかし、デビュー当時のメッシの背番号30や、久保建英の26番に見覚えがあると思う。それは下部組織(2軍を含む)で登録する選手が背負う番号は26から50と順番に決まっているからである。

このルールが原因でラ・リーガでは永久欠番を設定できないと問題視されたことが一時期あった。最近の話で言うと、FCバルセロナを退団したリオネル・メッシの10番、セビージャFC所属で2007年に亡くなったアントニオ・プエルタの16番や、2009年に亡くなったエスパニョール所属のダニ・ハルケの21番。エスパニョールの場合、永久欠番にはなってはいないが、下部組織からトップチームデビューした選手に特別に与える背番号となっている(現在はニコ・メラメド)。