アグエロ

先日10日にイスタンブールでチャンピオンズリーグ決勝の実況を務め、元所属クラブのマンチェスターCの初優勝を祝ったセルヒオ・アグエロ。しかし、KRÜ EsportsのCEO、キングスリーグのクラブ『Kunisports』の会長を務める”クン”は忙しい日々をおくっていた。

普段マイアミに拠点を置いているアグエロは、クラブの試合はオンラインで追っているため、キングスリーグの特別ルール「会長PK」や「第12の選手」として滅多に参加することがない。

しかし、今回は欧州まで足を運んでいるとのこともあり、イスタンブールでの試合後、タイトなスケジュールの中バルセロナへ移動し、11日にキングスリーグ第2スプリット初の参加となった。

前半18分、キングスリーグ特有のルールで試合が一旦ストップする。スタンドからサイコロが投げられ、HTまでの2分間の間の人数制限が決まる(普段はGK込みで7対7)。サイコロで出たのはキングスリーグのロゴ、つまり1対1(GK+1人)だった。

この2分間の間、アグエロは2ゴールを獲得し、大暴れすることになった。1点目は見方GKからボールを貰い、相手DFを簡単に抜き、相手GKと”マノ・ア・マノ(1対1の状況)”。GKにシュートは弾かれるものの、こぼれ球を流し込み、先制に成功した。

ゴール直後一旦交代するアグエロだが、ATに再び投入される。見方GKからボールを貰ったアグエロの相手は第1スプリットMVPのクリスティアン・ウボン。またしても華麗なドリブルをみせると、今度はシュートを1発で決め、追加点をあげた。会長自ら大きなアドバンテージを生み出したのだ。

後半、逆転を許したKunisportsであったが、38分からの『ゴール2倍タイム』のATでDFイニャキ・ビジャルバがゴールを決め、劇的逆転。これまで5試合中1勝のみと、苦しい出だしのKunisportsだったが、今回の逆転勝利で首の皮一枚繋がった。もちろん試合MVPはアグエロが選ばれた。

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(By ALLSTARS CLUB編集部)