21−22年にセグンダRFEF(スペイン4部相当)でグループ1位になり、22-23年からプリメラRFEF(スペイン3部相当)でプレーすることになるCFインテルシティは、スペイン代表としても活躍した元アトレティコ・マドリード右サイドバックのフアンフラン氏をスポーツ担当副会長兼スポーツディレクターに任命した。
フアンフラン氏は、プリメラRFEF昇格に伴いクラブを去ったペルフェクト・パラシオ氏の後任となる。インテルシティは17-18年に設立された新しいクラブだが、5年で3回もの昇格を達成している。設立当初は6部リーグだったため、いかに早い成長であるかが分かる。
フアンフラン氏は、「スポーツの仕組み全体をプロ化することでクラブをこのカテゴリーで最高の存在とし、プロサッカー(スペインの場合2部リーグ以上)に到達できるようにすることが目的である」と断言した。同氏は、以前よりクラブの株主であったが、今回が初めての取締役としての経験となる。
最近、クラブはドバイのファンド、アルファ・ブルー・オーシャン(ABO)に株主としての参入を許可した。この合意により、同ファンドは最大で490万ユーロを同クラブに投資することになる。
フアンフラン・・・アトレティコ・マドリードで8シーズン半主力として活躍したレジェンド。シメオネ監督の下、絶対的な右サイドバックとしてチームを支えた。