場所

アトレティコパソはALLSTARS CLUBが運営しているスペインのクラブです・・・が場所はみなさんが想像するスペインではありません。

カナリア諸島と呼ばれる、皆さんが知るようなイベリア半島のスペインではなく、どちらかというとアフリカ大陸に近いところに位置しています。

カナリア諸島は日本でいう沖縄のような地域で心地よい気温に豊かな自然で国内外問わず観光客が押し寄せるところです。そんなカナリア諸島は8つの島から構成されています。

グラシオサ島、ランサローテ島、フエルテベントゥラ島、グラン・カナリア島、テネリフェ島、ゴメラ島、イエロ島、そしてラ・パルマ島の8つです。

この中でアトレティコ・パソの本拠地は最後のラ・パルマ島にあります。この島は8つの島の中でも自然が豊かで愛称としてイスラ・ボニータ(美しい島)と呼ばれています。

「クンブレ・ビエハ」の噴火


しかし常に美しいというわけでもなく昨年9月に島の中心部にある「クンブレ・ビエハ」という火山が噴火したことでパソの町は大きく被害を受けることになりました。



もちろん、アトレティコ・パソのスタジアムも大きく灰を被り、半年間ホームで試合ができませんでした。

その間、ホームゲームは延期されアウェイゲームのみ行われていました。アトレティコ・パソの選手やスタッフの中には、家族の家や親戚の家が火山の被害に遭い、非常に困難な状況だったことでしょう。

アトレティコ・パソが所属するリーグ


スペインと言えば、ラ・リーガ(サンタンデール)だと思いますが、パソはそもそもラ・リーガではありません。

ラ・リーガ一部二部の下にスペインサッカー連盟(RFEF)1部2部3部と連なっており、パソはこの3部に所属しています。実質スペイン5部リーグです。この3部は言わば地方リーグで、合計18のグループに分かれています。パソはその中でカナリア諸島のグループ12に属しています。

この3部グループ12は19-20シーズンから始動し、当シーズンでは5位。20-21シーズンは13位、そして今年の21-22シーズンは現在4位。首位との勝ち点差は2と昇格へのチャンスは大いにあるような状況です。最新の試合結果はこちら↓

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