インテルは、4億1500万ユーロ(約535億円)の債券発行を成功させた。このオペレーションは、金利6.75%、償還期限2027年で終了するという。
同クラブは、この債券をルクセンブルグ証券取引所に上場させる予定。今回のリファイナンスは、2022年に同額を返済するためのものであり、また、「決算資金および関連する手数料や経費の支払い」にも充当される。
インテルのキャッシュフロー問題は、20-21年の損失が前年度2倍となる2億4500万ユーロ(約315億9000万円)にのぼったことで悪化した。そして、総収入は前年度比2%減の3億6470万ユーロ(約470億2300万円)にとどまった。
先日レノボ社との契約を更新し、ユニフォームのスポンサー契約をSocios.comとZytara Labsと契約しているインテルは、1シーズンあたり平均2975万ユーロ(約38億3600万円)、2025 年までで合計1億1900万ユーロ(約153億4300万円)の収益を確保できると主張した。しかし、この金額は、無観客試合によって失った収益(6000万ユーロ=約77億3600万円)の50%に相当するものである。
インテルは、21-22年の第1四半期を40.4%減の7120万ユーロ(約91億8000万円)で終えた。ただ、市場外での蘇寧電器とのスポンサー契約を解消したことも重くのしかかり、これだけで630万ユーロ(約8億1200万円)の損失が発生している。