ベッカム

サウジアラビア移籍やバルセロナ復帰の噂が後を絶たない中、アメリカMLSのインテル・マイアミへ移籍することがほぼ決定的となったメッシ。このインテル・マイアミはどのようなチームなのだろうか。

メッシの新天地のインテル・マイアミはMLSでも最も若いフランチャイズでまだ5シーズンの歴史しかない。インテル・マイアミの経営陣には、デイヴィッド・ベッカム氏がいる。

レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド的存在であるベッカム氏は、2018年1月にチームを設立した。誕生して間もない同フランチャイズはフロリダ州での拡大を目指している。

チームの愛称は「ヘロンズ(鷺)」。また、チームカラーは黒、ピンク、白の3色となっている。 過去には、元フランス代表MFブレーズ・マテュイディや元アルゼンチン代表FWゴンザロ・イグアインが所属していた。

メッシの加入はこのフランチャイズにとって大きなプラスとなるだろう。というのも、 2020年にデビューしたこのチームは、これまでタイトル争いに参加していない。今季は現在16試合を終えて、イースタンカンファレンスの最下位となっている。

この状況を打破するため、かつてバルセロナでメッシを指揮したことのあるタタ・マルティノ氏が次期監督候補に挙げられている。 

本拠地はフォート・ローダーデールにあるドライブピンクスタジアムで、収容人数は18,000人ほど。しかし、オーナーのホセ・マス氏との共同経営を担うベッカム氏の夢は新しいスタジアムを建設することと言われている。メッシは、早ければ7月中にデビューをする可能性があるとのことだ。

(By ALLSTARS CLUB編集部)