ラ・リーガ

SDウエスカは、未来の輝かしい選手たちのために、ユースの部門に投資している。

現在、リーガ・スマートバンク(二部)でプレーしているウエスカは、500万ユーロ(6億5100万円)を投じてインフラを整備し、アラゴン州の新しいサッカー拠点校となる練習施設を拡張する。

アラゴン州の有望な若手選手や海外の優秀な選手を受け入れるため、ウエスカは80人収容の学生寮を建設する予定。

この施設の建設にあたり、SDウエスカはアラゴン州政府およびウエスカ市役所と協定を結び、資本の一部を提供してもらうのと同時に、今後75年間の土地を譲り受けた。


ラ・リーガ・インプルソによって得た約39億6800万円を元手に


ウエスカの最高責任者であるホセ・ルイス・オルタス氏は「ウエスカの練習施設を、国内外のクラブや企業の模範にするために、最高の施設を用意したい」と述べている。

そんなウエスカはウエスカは昨シーズン、リヨン・プロジェクトに参加した。これは、銀行融資を受けられないチームが自力で資金調達できるように、ラ・リーガが設定したローンだ。

SDウエスカは、この返済期間5年、金利8%の本融資により、ウエスカのスタジアム(エル・アルコラス)の屋根の改修を行った。このローンはラ・リーガ・インプルソ(ラ・リーガとCVCの契約)による出資のおかげで1年余りですでに3分の2近くを返済している。

更に同クラブはここ数年間で、照明、更衣室、北スタンドと南スタンドなどの改装工事も1500万ユーロ(約19億5300万円)で行っている。