ラ・リーガ マレーシア

ラ・リーガがマレーシアへ進出。この契約は、ラ・リーガの育成論を用いて、マレーシアのクラブ「ヒジャウ・クニンFC」のユースアカデミーを発展させることを目的としている。提携期間は2年間だ。

第一弾としては、アトレティコ・マドリード、エスパニョール、レガネスの3クラブが参加する予定。ヒジャウ・クニンFCのコーチがスペインに渡り、LaLiga Grassroots(ラ・リーガのスポーツトレーニング子会社)と連携し、トレーニングを展開する予定となっている。

「ラ・リーガのユースアカデミーは、スペイン国外でも非常に高い名声を得ています。何十年もトップレベルの選手を輩出してきた組織です。この種のプロジェクトには各クラブの関与が不可欠であり、各クラブにとっても国際化を促進する興味深い方法であると思われます」とラ・リーガのマレーシア代表であるアドリアン・プロル氏は述べている。

一方で、ヒジャウ・クニンFCの会長であるムハンマド・タルハ・ビン・ザイノル氏は、「ラ・リーガは、ヒジャウ・クニンFCのプログラムを後押しする能力があり、その育成論や現代サッカーの知識で我々の育成プログラムを助けてくれるでしょう」と述べた。

LaLiga Grassrootsの技術面の責任者であるフアン・フロリット氏は、スペインの組織が「アカデミーや国際的なスポーツプロジェクトの立ち上げの経験を持ち、20万人以上の選手を育成してきている」と強調した。