ワールドカップ終了から1週間が経ち、各所属クラブでの活動が再開し始めているサッカー界。シュミット・ダニエルや三笘薫などすでにカップ戦などに出場している選手もいる。
まもなく年が変わるが、1月になればまた一つサッカー界で盛り上がるイベントがある。そう、冬の移籍だ。
各クラブは、シーズンの前半戦を戦った上で、足りない部分を補強する。今年は直前のワールドカップで目覚ましい活躍を見せた選手の移籍もいくつか見られることだろう。
今回は、21世紀に実行された冬の移籍における最高額選手トップ7を見ていこう。
7位 ブルーノ・フェルナンデス(6300万ユーロ)
移籍金:6300万ユーロ
移籍年:19/20
スポルティング→マンチェスターU
低迷するマンチェスター・ユナイテッドの救世主として加入したブルーノ・フェルナンデス。中盤の選手ながらゴールを量産し、20/21年には18ゴール12アシストという数字を残した。
6位 ピエール=エメリク・オーバメヤン(6375万ユーロ)
移籍金:6375万ユーロ
移籍年:17/18
ドルトムント→アーセナル
ブンデスリーガ得点王に輝いたオーバメヤンは、17/18年の冬にアーセナルへ移籍。初年度からゴールを量産し、2シーズン目にはプレミアリーグ得点王にも輝いた。
5位 クリスティアン・プリシッチ(6400万ユーロ)
移籍金:6400万ユーロ
移籍年:18/19
ドルトムント→チェルシー
冬にチェルシーとの契約を交わしたが、同シーズン終了まではレンタルとしてドルトムントでプレーした。期待はされているが、ここまで一皮むけていない印象だ。
4位 エメリク・ラポルテ(6500万ユーロ)
移籍金:6500万ユーロ
移籍年:17/18
アスレティック・ビルバオ→マンチェスターC
スペイン代表としてワールドカップでも戦ったラポルテ。昨シーズンはほぼ全試合に出場したが、今シーズンはかなり出番が限られている。
3位 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(8160万ユーロ)
移籍金:8160万ユーロ
移籍年:21/22
フィオレンティーナ→ユベントス
セリエAの中堅クラブ、フィオレンティーナでゴールを量産し、晴れて強豪ユベントスへ移籍したヴラホヴィッチ。これからさらに成長していくことだろう。
2位 フィルジル・ファンダイク(8465万ユーロ)
移籍金:8465万ユーロ
移籍年:17/18
サウサンプトン→リバプール
マグワイアとデリフトに抜かれるまで、ディフェンダー史上最高額の移籍だった。絶対的な守備の要としてリバプールを支え続けている。
1位 フィリペ・コウチーニョ(1億3500万ユーロ)
移籍金:1億3500万ユーロ
移籍年:17/18
リバプール→バルセロナ
バルセロナ史上2番目に高い額で移籍したコウチーニョ。直後の半年は十分な活躍を見せたが、翌シーズン以降は思うような結果が残せず、最終的に移籍金に見合わない活躍度となってしまった。