バイエルン所属のDFリュカ・エルナンデスが、アトレティコの移籍市場において重要な役割を果たす可能性があると報道されているが、リュカがアトレティコに復帰するということではない。
リュカは現在、PSGへの移籍を交渉中であり、バイエルンが受け取る移籍金の一部はアトレティコに入ることになる。
それはどういうことなのか。アトレティコは、移籍金の一部を連帯貢献金(選手の育成権利)として一部受け取ることになる。リュカは、11歳の時にラージョ・マハダオンダからアトレティコに移籍し、23歳の時にバイエルンが8,000万ユーロの違約金を支払って獲得した。18歳から21歳まで連続して自身の育成クラブでプレーしたアカデミー出身者には、15%の連帯貢献金が発生する。
Lucas Hernández to PSG, here we go! Deal in place and agreed as expected since last week. Permanent transfer for €48/50m total package. 🚨🔴🔵 #PSG
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 29, 2023
Hernández, already in Paris and set to sign the contract on Thursday.
Bayern will replace him with Kim Min-jae as revealed today. pic.twitter.com/JxrCQCjKgC
リュカの市場価値はアトレティコを離れた後、怪我の影響もあり、低下した。しかし、PSGは4,800万ユーロに近い額を支払う可能性があると多くのメディアは報道している。リュカはパリでのプレーを切望しており、パリからの情報では、すでに正式発表を待つのみとのこと。
アトレティコは天からの贈り物とも言える700万ユーロに近い金額を受け取ることを期待している。エルナンデス兄弟といえば、アトレティコはかつてレアル・マドリーからミランへの弟テオの移籍に関連しても連帯貢献金を受け取っている。兄弟揃ってアトレティコの財政を支えることになる。
(By ALLSTARS CLUB編集部)