22/23年の欧州5大リーグでは、いよいよ折り返し地点に到達、もしくは後半戦に突入しているリーグもある。
プレミアリーグで首位を走るのは、冨安健洋が所属するアーセナル。近年の低迷が嘘かのようにシーズン序盤から好調を維持。リーグ戦ではマンチェスターUにしか敗れていない。
次にラ・リーガ首位に立つのはバルセロナ。レバンドフスキやテア・シュテーゲン、ブスケツらベテラン勢をはじめ、ガビ、ペドリ、バルデといった若手が躍動している。CLでは苦汁をなめたが、リーグ戦では宿敵レアル・マドリードにしか敗れていない。
そしてセリエAの首位はナポリ。2位インテルに勝ち点差13をつける好調ぶりだ。ワールドカップ中断後初の試合であるインテル戦に敗れるまでリーグ戦無敗を続けていた。マラドーナが在籍していた89/90年以来のスクデット獲得を目指す。
ブンデスリーガはバイエルン、リーグアンはPSGだが、アーセナル、バルセロナ、ナポリにはある共通点がある。
それは、16勝2分1敗でシーズンを折り返したということだ。そう、16勝2分1敗とはちょうど勝ち点50で、シーズン100ポイントペースなのだ。シーズン勝ち点100とはそう簡単に達成できるものではない。
21世紀では、プレミアリーグでは17/18年のマンチェスターC、ラ・リーガでは11/12年のレアル・マドリードと12/13年のバルセロナ、セリエA(04/05年から20チーム制)では13/14年のユベントスしか達成していない。
これからの後半戦でチーム状態を維持することはできるのだろうか。
(By ALLSTARS CLUB編集部)