ハーランド

先日マンチェスター・シティのストライカー・アーリング・ハーランドが史上最速となる14試合でプレミアリーグ20ゴールを達成した。

ドルトムントやザルツブルクで凄まじい活躍を見せた彼だが、プレミアリーグでも圧倒的な得点能力を披露している。

2023年の1月6日時点で17試合を消化したシティでハーランドは21得点を記録している。全38試合のプレミアリーグもまもなく折り返しを迎えるが前半戦だけで20ゴールを超えるゴールを記録したことになる。17−18シーズンにサラーの32ゴール以降、各シーズンの得点王のゴール数は25ゴール以内に止まっており、前半戦だけでその数値に届く勢いだ。

このハイペースだとプレミアリーグの1シーズンにおける最多得点記録の更新も十分に考えられる。

今回はプレミアリーグの1シーズンで34ゴールを記録し最多得点記録保持者である94−95シーズンのアラン・シアラー、93−94シーズンのアンドリュー・コールの得点ペースを紹介し、ハーランドと比較する。

アーリング・ハーランド(22/23シーズン 29試合消化時点)

30得点(29試合出場) 
90分平均得点 1.234

アラン・シアラー(94/95シーズン)

34ゴール(42試合出場)
90分平均得点 0.809

※22チーム制だったため1シーズン42試合

アンディ・コール(93/94シーズン)

34ゴール(40試合出場)
90分平均得点 0.85

※22チーム制だったため1シーズン42試合

モハメド・サラー(17/18年)

32ゴール(36試合出場)
90分平均得点数 0.986

現在のプレミアリーグの得点記録である34ゴールという数字は42試合制の時に作られた記録である。現行の20チーム制になってからの1シーズンの最多得点記録は17−18シーズンのサラーが記録した32ゴールとなる。サラーの90分平均得点数は0.986と非常に高い数字を誇ったがハーランドの数字には及ばない。

(By ALLSTARS CLUB編集部)