オーストラリアとニュージーランドで共同開催される女子W杯。開幕は7月20日で、なでしこジャパンの初戦は7月22日のサンビア戦だ。
グループCには日本、スペイン、コスタリカ、サンビアが所属。これからの試合でなでしこジャパンの活躍に期待が高まるなか、イギリスに本社を置く『90 min』のスペイン語版が同グループの注目選手にフォーカスを当てた。
熊谷紗希(日本、ASローマ所属)
なでしこジャパンから選ばれたのは、ASローマに所属する熊谷紗希。2011年、2015年、2019年に続く4大会連続でのワールドカップ出場となる。
2011年の女子ワールドカップ決勝では、最後のPKキッカーを務め、日本にトロフィーをもたらした。同大会の優勝メンバーで唯一残っている選手である。
それ以降もヨーロッパのリーグで活躍し続けた熊谷は、フランスリーグ、チャンピオンズリーグ、ブンデスリーガ、アジアカップなど、数々のタイトルを手にしてきた。
🇯🇵🎂🇯🇵🎂
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) October 17, 2018
Happy birthday to 2011 #FIFAWWC champion & @jfa_nadeshiko captain Saki Kumagai! お誕生日おめでとうございます pic.twitter.com/cU8bAvbGHE
アイタナ・ボンマティ(スペイン、FCバルセロナ・フェメニ所属)
アイタナ・ボンマティは、近年のバルセロナの躍動において大きな役割を果たしている中盤の選手。今季はリーグ戦9ゴール10アシストを記録した。
優れたボールコントロールや広い視野、そして速く正確なフットワークが同選手の持ち味だ。
バーブラ・バンダ(ザンビア、上海農商銀行女子足球隊所属)
ザンビアにとって、今大会のワールドカップ出場は歴史的快挙である。その中で、バーバラ・バンダは攻撃の要としてチームを引っ張っている。
2020年の東京五輪も驚異的なパフォーマンスをみせ、得点ランキングでも6得点で2位タイに輝いた(2試合でハットトリック)。
現在23歳の同選手は、なでしこジャパンも気を付ける必要がある選手だ。
ラケル・ロドリゲス(コスタリカ、ポートランド・ソーンズFC所属)
ラケル・ロドリゲスは、コスタリカ女子サッカーの歴史において特別な存在だ。わずか14歳で代表チームデビューし、長年チームを支えてきた。同選手は2015年、コスタリカが女子ワールドカップで初めて得点を挙げたときに大きな感動をもたらした。
ロドリゲスはコスタリカの歴代最多得点記録保持者。アメリカのポートランド・ソーンズでもその得点能力を発揮してきた。
コスタリカ戦の要注意人物の一人である。
(By ALLSTARS CLUB編集部)