レッドスター

『歴史あるクラブの復活』。これこそが777パートナーズの目標だ。イタリアで最も古いクラブであるジェノアを買収した後、このアメリカのオーナーは、ワールドカップの生みの親として歴史に名を残すジュール・リメが1897年に設立した歴史あるフランスのクラブ、レッドスター・フットボールクラブの株式の100%を取得する一歩手前まで来ている。

実は同クラブはパリ・サンジェルマン、パリFCに次ぐパリで三番目に大きいクラブであり、現在フランスサッカー3部である「Championnat National」に所属している。1930年代から40年代にかけては、フランスで最も成功したクラブの一つであった。

ジェノア、スタンダール・リエージュ(ベルギー)、ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)に続き、777パートナーズはフランスサッカー界にも参入する準備が整ってきた。ジェノアの公式サイトに掲載されたプレスリリースによると、アメリカの持ち株会社が1000万ユーロのオファーでクラブの100%を買収するとのこと。

ジェノアCFC


古豪とはまさにこのクラブに当てはまる言葉かもしれない。イタリア最古のクラブで、セリエAが始まる前からも含めると合計9回のリーグ優勝を誇る。サンプドリアと同じくジェノヴァを拠点としており、「デルビー・デッラ・ランテルナ」ことジェノヴァダービーは、セリエAでも数少ない熱きダービーマッチとなっている。

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