スペイン代表は現地時間の18日、ネーションズリーグの決勝戦で見事にPK戦の末クロアチア代表を下し、優勝を果たした。ユーロ2012優勝以来のタイトルとなったスペイン代表は、首都マドリードで優勝セレモニーを実施した。

その優勝セレモニーはスペインで人気のアーティストたちのコンサートで始まり、場内はお祭り状態。その後選手たちが登場し、各選手からのスピーチが繰り広げられた。キャプテンのジョルディ・アルバから始まり、その次にベテランのヘスス・ナバス、決勝MVPのロドリと順番が回っていった。

チーム、スタッフ、サポーター全員が祝うめでたい場であるはずであったものの、ガビがマイクを握ると会場の雰囲気は一変した。ファンの一部の声ではあるものの、バルサに対して「クソバルサ!」というチャントが混ざるのが聞こえた。さらに、デ・ラ・フエンテ監督に対しても「ハゲ!」などの侮辱的な声が上がったりし、この出来事はスペイン国内で問題視されている。

バルサの公式SNSはその後、エンブレムにキスするガビの画像を投稿し、選手をサポートした。それに対し、ガビも自身のSNSで「Sempre Barça(いつまでも、バルサ)」と感謝の気持ちを込めている。

(By ALLSTARS CLUB編集部)