日本代表MF堂安律が所属するブンデスリーガのフライブルグは、23/24年シーズンから自転車貸出会社である「ジョブ・ラッド(JobRad)」が新たなメインスポンサー(ユニフォームの胸スポンサー)となることで合意にいたった。
同社は男子トップチームのメインスポンサー以外に、フライブルクU23のユニフォームスポンサー、フライブルク女子の袖スポンサーにもなるという。
ジョブ・ラッドとフランブルクの繋がりは、すでに22/23年から一社のスポンサーとして始まっていた。
現在フライブルクのメインスポンサーを務めているのは、英国オンライン中古車販売企業「カズー(Cazoo)」。久保建英が所属するレアル・ソシエダやバレンシア、リール、マルセイユ、アストン・ヴィラ、ボローニャと一気に展開を進めていたが、2022年9月に英国以外の欧州事業から撤退することを発表していた。
今回のフランブルクの新メインスポンサー発表は、この事業縮小に起因する。
Cazooは事業縮小により、750人ほどの人員削減を実施すると報道されている。2018年に設立され、2021年2月には96億ポンドまで市場価値が上昇。2022年第二四半期の売上高は前年同期比2倍超の3億3300万ポンドに達していたが、同時に損失は2億4300万ポンドまで膨らんでいた。