2022年はカタールW杯の年。サッカーW杯は世界中の人が待ち侘びている4年に一度の祭典だ。一度FIFAワールドカップの知識を復習しておこう!

1. サッカーは世界でもっとも人気のあるスポーツ!


21世紀の調査によると世界の200ヵ国で約2億5000万人がサッカーをプレーしている。特にヨーロッパ、中南米、アフリカで人気があり、北米やアジアでも影響力が大きくなっている。

2. FIFAワールドカップは世界でもっとも人気のあるスポーツイベント


2018年のワールドカップでは世界中の約3572億人が様々な方法で観戦していた。つまり、世界の人口の半分近くがこの大会を見ていたことになる。

3. FIFAワールドカップはヨーロッパが圧倒している


FIFAワールドカップの90年の歴史でヨーロッパの国が決勝に進めなかったのはわずか2回のみ。それは1930年の第一回ワールドカップの決勝戦と1950年の決勝戦で、1930年はウルグアイ対アルゼンチン、1950年はウルグアイ対ブラジルだった。しかし、、、

4. 第一回ワールドカップはヨーロッパのチームの参加に課題があった


第一次世界大戦後のヨーロッパの不況により、ヨーロッパの選手の多くは、大会に参加することで職を失うのを恐れていた。そのため、多くの選手が大会に参加できない、あるいは参加したくないと考えていた。最終的にベルギー、フランス、ルーマニア、ユーゴスラビアの4カ国のみがウルグアイまで行ってワールドカップに出場した。

5. ワールドカップ優勝経験のある国の数


1930年から4年おきに開催されるワールドカップ。91年の間に21回(第二次世界大戦で2度中止となっている)開催されており、優勝経験のある国はわずか8ヶ国で南米とヨーロッパの国のみとなっている。

優勝国優勝回数
ブラジル5
ドイツ4
イタリア4
アルゼンチン2
フランス2
ウルグアイ2
イングランド1
スペイン1

6. FIFAワールドカップの賞金総額


世界一見られているスポーツイベントなだけあって、賞金額はすごい!40年間の賞金総額の推移を見てみると1982年から2022年で50倍に跳ね上がっており、優勝チームの賞金額も22倍アップしている!前回のロシアワールドカップの賞金総額は870億円だったが、来年のカタールワールドカップではその金額はなんと1100億円に上昇する。

大会と開催国賞金総額優勝チーム
1982年 スペイン22億円2.4億円
1986年 メキシコ29億円3億円
1990年 イタリア59億円3.85億円
1994年 アメリカ78億円4.4億円
1998年 フランス113億円6.6億円
2002年 日韓172億円8.8億円
2006年 ドイツ293億円22億円
2010年 南アフリカ462億円33億円
2014年 ブラジル634億円38.5億円
2018年 ロシア870億円44億円
2022年 カタール1100億円55億円

ボーナス豆知識


グリーンランドは、FIFA公認のチームを持つことができません。なぜなら、グリーンランドは寒すぎてピッチ用の芝生が育たないからです。

おすすめ記事

夢の大舞台『W杯』を最後に引退した選手たち

カタールW杯出場を逃した各大陸のベスト11