FIFAは、女子サッカーとeスポーツに関連する商業ビジネスやプログラムを強化するために、商業構造を作った。同団体のパートナーは、ワールドカップの地域別スポンサーシップを獲得できるようになるという。


FIFAは、女子サッカーとeスポーツに関連する商業ビジネスやプログラムを後押しするために、商業構造を構築した。女子サッカー大会とeスポーツ大会に独占的なスポンサーシップをつけることが目的だ。

各ブランドは両大会で独占スポンサーシップパッケージを購入できるようになるのだが、FIFAは「新たなパートナーシップは、企業が世界のサッカーとつながるためのより多くの選択肢を提供します」という声明を出している。近日中に、男子サッカー、女子サッカー、eスポーツのそれぞれで異なるパッケージが発売される予定。今後、オーストラリアとニュージーランドで開催される女子ワールドカップ(2023年)などのスポンサーシップを拡大できるようにする。

女子サッカーがより世界的に盛り上がるために、FIFAはスポーツの「成長と平等の促進」を目的とした初の商業プログラムを立ち上げる。さらに、「女性にとってサッカーがより公平で身近なものになるように」と強調する。FIFA女子サッカー担当責任者であるサライ・バレマン氏は、「女子サッカーと男子サッカーが同等の商業モデルを構築することで、女子サッカーの成長に大きく繋がります」と述べた。

eスポーツに関しては、「FIFAe」というブランドが設立された。今後のeスポーツ活動を管理・推進する。今後主流になるであろう世界に関心を持つブランドに対して、独占的なパッケージを販売する。