FIFA会長であるジャンニ・インファンティーノ氏はレアル・マドリードのヴィニシウスと会談を行い、「差別がある以上、サッカーは前に進まない」とメッセージを発した。
この面会には、ブラジル代表やブラジルサッカー連盟(CBF)の会長であるエドナルド・ロドリゲス氏も参加。FIFAは反人種差別委員会を立ち上げ、同選手を中心にサッカーにおける差別的行為に対するより厳しい処罰を提案することを発表した。
ヴィニシウスは先日、バレンシア戦にて人種差別を受けたが、これが初めてというわけではない。
インファンティーノ会長は、「これはサッカーに関連した問題ではあるが、『社会の問題からサッカーでは大丈夫』という言い訳はしてはいけない。サッカー界では力強く行動しなければならない」と述べた。
また、今週末にギニア代表と対戦するためにスペインに滞在しているブラジル代表に向けて、「私たちは、スタジアムやソーシャルメディアにいる人種差別主義者を特定したい。彼らは犯罪者だ。我々はスタジアムから離れた場所で彼らと戦わなければならない。彼らは世界中のスタジアムから追放されなければならない」とコメントを残した。
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(By ALLSTARS CLUB編集部)