アーセナルで22年間指揮を執り、日本でも監督経験があるベンゲルが提案していたオフサイドルールの変更案について、FIFAが導入に近づいていると英紙ミラーが報じた。
ベンゲルはアーセナルの監督退任後、FIFAの国際サッカー発展部門責任者を務め、先日はプレミアリーグの殿堂入りが発表されていた。
現時点のオフサイドのルールでは相手陣内で最後から2番目の選手より相手ゴールラインに近い位置にいた場合、オフサイドとなる。それは体の一部が少しでも出ていればオフサイドとなる。
今回の改正案は体の一部が最後から2番目の選手と少しでも重なっていればオンサイドとなる。
この案が発表された当初は批判もあったが、オランダ、スウェーデン、イタリアで試験的に実施される予定になっており、遠くない将来、導入が実現する可能性がある。
実現すればストライカーは大きな恩恵を受けることとなるだろう。
(By ALLSTARS CLUB編集部)