FIFAはミュージアムの名称とロゴマークを一新した。前身のFIFAワールド・フットボール・ミュージアムは、世界規模でサッカーの文化遺産を保護するために「FIFAミュージアム」へと名前が変更された。スイスのチューリッヒにあるこの施設は、2016年2月からオープンしている。

ロゴやカラーなどの新しいブランド・アイデンティティは、ミュージアムとFIFAとの関係や、世界のサッカーの利益を守る文化施設としての役割を強調するようにデザインされている。

2012年にジョセフ・ブラッター前会長が世界のサッカーの歴史を振り返る場として提案したFIFAミュージアムは、2014年に3300万ユーロで建設が開始された。2016年2月にジャンニ・インファンティーノ現FIFA会長がこけら落としを行なっている。

このFIFAミュージアムには、1000点以上のトロフィーやメダル、ユニフォーム、4000点以上の文献、1400点以上の写真が、最新のマルチメディア技術を駆使して展示されている。スイストラベルパスを持っていれば無料で入場できるため、サッカーファンなら1度は訪れてみたいところ。