FIFAは、2022年男子最優秀GKの最終候補3人を発表した。この賞の対象期間は2021年8月8日から2022年12月18日の間で、受賞者は2月27日の式典で明らかになる。
元々専門家によって選ばれていた5人の中から、男子代表監督、男子代表キャプテン、ジャーナリスト、ファン投票によって最後の3人が候補として挙げられている。今回落選したのはアリソンとエデルソン。
🥁 The finalists for #TheBest FIFA Men’s Goalkeeper Award are…
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) February 8, 2023
🇦🇷 @emimartinezz1
🇧🇪 @thibautcourtois
🇲🇦 Yassine Bounou
ティボー・クルトワ
一人目の候補はレアル・マドリード所属のティボー・クルトワ。21/22年は絶対的守護神として、ラ・リーガとチャンピオンズリーグの2冠に貢献した。ワールドカップでは無念のグループステージ敗退に終わったが、クルトワ自身の能力は疑いの余地がない。
ヤシン・ボノ
二人目の候補はセビージャ所属のヤシン・ボノ。21/22年はラ・リーガの1シーズンにおいて最も1試合あたりの平均失点数が少ないGKに贈られるサモラ賞を受賞。直前の6シーズンで5回の受賞を誇っていたヤン・オブラク(アトレティコ)の牙城を破った。
カタールワールドカップでは、守護神としてモロッコをアフリカ勢初のベスト4へ導くなど素晴らしい活躍を見せた。
エミリアーノ・マルティネス
三人目の候補はアストンヴィラ所属のエミリアーノ・マルティネス。所属クラブ自体が中堅であるため、リーグ戦などでの失点数が特段少ないというわけではないが、彼の場合はワールドカップの印象が強いだろう。
準々決勝のオランダ戦、決勝のフランス戦ではPK戦で合計3セーブ(相手は計4回の失敗だが、1回は枠外)を披露。またPK戦以外でも決定機を阻止するなど印象深いセーブを見せ、守護神としてアルゼンチン代表の優勝に大きく貢献した。
(By ALLSTARS CLUB編集部)