FIFA ユベントス

FIFAは1年間で2回もの人事交代を行うことになった。2021年7月にLinkedInから加入したケイ・マダティ氏の後釜として、ユベントスで14年間(1992年〜2006年)マーケティング部門のディレクターやCEOのアシスタントとして働いたロミー・ガイ氏を任命した。

ユベントスから退いた後は、UAEに渡り、同国の新サッカーリーグの創設を指揮した。その後は、コンサルタント会社『AWEスポーツ』の社長を務めていた。

ガイ氏は、6月までは業務引き継ぎのため、マダティ氏と共に働くそうだ。新ディレクターは、「FIFAには、急速に変化する世界の中でサッカーを成長させるための多くのチャンスがあります」と述べた。

FIFAのファトマ・サムーラ事務総長は、ガイ氏の就任について「商業およびマーケティングのパートナーに対するFIFAのコミットメントを強化することになる」と強調。

また、「彼は生涯にわたってサッカーに携わっており、彼の経験をもとに、今後の世界各地でのビジネスイニシアチブを形成することができるのは喜ばしいことです」と続けた。