Fanatics社MLBのNFT

スポーツ・マーチャンダイジングの大手である「Fanatics社」は、MLB初のデジタル・コレクティブル(NFT)を発売すると、わずか2日間で270万ドル(約3億1000万円)の売上を達成した。

NFTをはじめとするデジタルコレクティブル部門は、1年前に創設された子会社「Candy Digital」が運営している。3億5000万ドル(約398億4400万円)を調達し、史上最高のクォーターバックとして知られるNFLのレジェンド、ペイトン・マニング氏やソフトバンクのファンドなどを迎え、現在の評価額は104億ドル(約1兆1800億円)となっている。

NFTは、コレクションを売買するためのセカンダリーマーケットに出されており、わずか8時間で、100万ドル(約1億1400万円)相当の売上があった。Candy Digital社のCEOであるスコット・ローウィン氏は、「セカンダリーマーケットの開設は、『コミュニティを構築しファンとつながる』という我々のロードマップを確固たるものにするための中間地点です」と述べている。

Fanatics社とは


Fanatics社とは「スポーツライセンスマーチャンダイジング市場のグローバルリーダー」(
Fanatics JapanのHPより)。希望するネームや背番号を印字したジャージやTシャツ、パーカーなどを作成している。

日本の企業では、ソフトバンク・ホークス、西武ライオンズ、ヤクルトスワローズ、日本ハムファイターズ、そして海外ではNBAやマンチェスター・ユナイテッドがパートナー企業となっている。