ユーロ2032の開催国としてイタリアが一歩リードしている。イギリスとアイルランドが、2030年のワールドカップを断念し、2028年のユーロの開催に注力すると発表した数時間後、イタリアは、4年後の大会開催への招致を発表した。ユーロ2028とユーロ2032の開催国は、いずれも今年9月に発表される予定とのこと。
Figc(イタリアサッカー連盟)の目的は、この大会を利用して「新しいスタジアムの建設や既存のスタジアムの改修を行い、国の施設を近代化すること」だとFigc会長のガブリエレ・グラヴィーナは語った。
英国のワールドカップ招致は、1年前にイギリスの政治家ボリス・ジョンソンが320万ユーロ(約4億2200万円)を投じて案を進めたにもかかわらず、頓挫してしまった。これにより、スペインとポルトガルが共同で行っているイベリア半島のワールドカップ招致が実現される可能性が大幅に高まっている。