日本時間16日に行われたCLラウンド16のファーストレグ、ドルトムント対チェルシー。試合はホームのドルトムントが1点を守り切り、先勝に成功した。
前半は両者ともにゴールを奪えずに折り返したが、後半18分に試合が動く。自陣中央付近でボールを持ったアデイェミがドリブルで仕掛けキーパーとの1対1に持ち込むと、冷静にかわして流し込んだ。最終的にこの1点が決勝点となった。
一方のチェルシーは2023年の全コンペティション9試合で5回目の完封負け。4試合連続で勝利なしと非常に厳しい状態だ。
しかし、好材料もある。それは新加入のエンソ・フェルナンデスが素早くフィットしているということだ。
ドルトムント戦ではスピードで上回るアデイェミに完全に置いて行かれてゴールを許したが、守備面やパス面ではチームで際立ったスタッツを残している。
スポーツ分析を行う『Opta』によると、エンソ・フェルナンデスがデビューしてから3試合で、ボールタッチ数(300回)、ボールリカバリー成功数(23回)、タックル成功数(11回)、インターセプト成功数(4回、チアゴ・シウバと同じ)でチームトップだという。
また、7本のシュート数もフォワードのハヴァーツ(8回)に次ぐ数字と、攻守に渡って存在感を示していることが分かる。今後のキーマンの一人になっていくだろう。
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(By ALLSTARS CLUB編集部)