エンソ・フェルナンデス中々不調のトンネルから抜け出せない。シーズン前半戦のチーム状態を受けて1月に大量補強を行ったチェルシーだが、ここ3試合引き分けに終わっている。

11日のウェストハム戦では実に3試合ぶりの得点だった。リヴァプール戦、フラム戦と1点もとれずにいたが、エンソ・フェルナンデスのアシストからジョアン・フェリックスがゴールを決めるという新戦力コンビで無得点の流れを断ち切った。

さて、今回アシストを記録したエンソ・フェルナンデスは移籍後2試合連続スタメンだが、アシスト以外の数字でもチームへの貢献度が分かる。

スポーツ分析を行う『Opta』によると、今回のウェストハム戦ではパス成功数、ボールリカバリー数、タックル成功数でチームトップだったという。

飛び抜けて身体が大きいというわけではないのだが、守備能力は非常に高い。カタールワールドカップでのアルゼンチン代表でもそれは証明済みだ。1対1の守備でやや荒くなるアルゼンチン代表の守備陣の中で、エンソ・フェルナンデスはクリーンな守備が目立った。

チェルシーへプレミアリーグ史上最高額で移籍したエンソ・フェルナンデスだが、今後もチームを支えていくことになるだろう。

(By ALLSTARS CLUB編集部)