現代サッカーは英国で生まれたということはよく知られている情報だと思います。100年以上も前からサッカーの人気が高かった英国では、世界初のプロサッカー選手も存在している国です。英国ではサッカーは「キリスト教と競い合える宗教」と呼ばれることもあります。英国文化を特徴づける要素のひとつであり、英国人であることの意味を体現しているのです。

毎日のようにサッカーと触れ合ってるいる英国では独特なサッカー用語があるのは当たり前のことです。一般的に使われる用語はフットボールの略称「footy」(フッティー)なんですが、ALLSTARS CLUB ではそれより深いサッカー用語を紹介します!

記念すべき第1弾のサッカー用語は

The 12th Man(ザ・トゥエルブッス・マン)


12人目や12人目のプレーヤーとは、ファンの総称のことです。プレー人数は11人ですが、ファンの存在は試合を大きく動かす力があるので、「12人目の選手」と呼ばれます。

ファンの存在は、チームのパフォーマンスに顕著な影響を与えることがあり、ホームアドバンテージの一要素でもあります。つまり、ホームチームのファンは、自分のチームが試合に勝てるように大声で応援したり、励ましたりします。また、相手チームの気をそらすため、士気を下げるため、混乱させるため、あるいは審判に応援チームに有利な判定をさせるために、しばしば大きな音やチャントを出すこともあります。

FCバイエルン・ミュンヘン、レンジャーズFC、アバディーンFC、PSV、フェイエノールトなどの欧州ビッグクラブは正式にファンのために背番号12番を空けています。これらのクラブには背番号12をつける選手は存在しないのです。

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