21-22年シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝2nd legではレアル・マドリードとビジャレアルのラ・リーガ勢がベスト4にコマを進め、残すはマンチェスターCとアトレティコ・マドリードの勝者、リバプールとベンフィカの勝者となっている。
ところで、これらの内2クラブに共通していることがある。2クラブとは、レアル・マドリードとベンフィカだが、共通点は両方メインスポンサーがエミレーツ航空であることだ。
エミレーツ航空はUAEの航空会社であるため、資金は山ほどあるのだろう。数々のサッカークラブのメインスポンサーとなっている。
今回は、エミレーツ航空がメインスポンサーとなっているクラブを紹介していこう。
レアル・マドリード
言わずと知れた強豪レアル・マドリード。エミレーツ航空とは2011年から契約を結んでいる。準々決勝では、アウェイのファーストレグでチェルシー相手に優位に立ったものの、ベルナベウではギリギリまで追い込まれた。そんなレアルはエミレーツ航空と他の企業を袖に記載しない独占的な契約を結んでいる。
関連記事:レアル・マドリード:2021-2022年シーズンの予算を約1033億円で承認
ベンフィカ
ポルトガルの強豪ベンフィカ。15-16シーズンからエミレーツ航空と契約を結ぶ。リーグでは、スポルティングやFCポルトと熱い戦いを繰り広げる。ホームのファーストレグでは、リバプール相手に1-3で敗れてしまったが、アンフィールドで奇跡の大逆転勝利を見せられるか。
ACミラン
11年ぶりのスクデット獲得を目指すACミランもエミレーツ航空がスポンサーとなっている。スポンサーシップ契約自体は2007年からだが、ユニフォームのスポンサーとなったのは10-11年だった。今シーズンのCLではグループステージ敗退となってしまったが、リーグ戦では現在首位に立つ。
関連記事:ACミラン、初のトレーニングウェアのスポンサーとして『コナミ』と契約
アーセナル
早々の強豪復活が待たれるアーセナル。エミレーツといえばアーセナルを思い浮かべる人も多いだろう。2004年からの提携は、現時点で24-25シーズン終了までの契約となっている。
また、本拠地のネーミングライツも持っており、『エミレーツスタジアム』として親しまれている。契約は現時点で2028年まで。
今シーズンは95-96年以来のUEFA主催大会不出場となった。
おすすめ記事:アーセナル歴代背番号10〜ベルカンプ、エジルなど〜
リヨン
2020年からエミレーツ航空とスポンサー契約を結ぶオリンピックリヨン。21世紀当初には7連覇を達成したことのある強豪だが、21-22年シーズンは10位に落ち込んでいる。
過去にはベンゼマ(レアル)やマルシャル(セビージャ)、ラカゼット(アーセナル)、トリッソ(バイエルン・ミュンヘン)、ウンティティ(バルセロナ)、フェキル(ベティス)といった選手たちを排出している。
関連記事:リヨン、21-22年シーズンの前半戦で赤字46%削減に成功
オリンピアコス
リーグ優勝44回、ギリシャカップ27回、ギリシャスーパーカップ4回という驚異的な記録を持つオリンピアコスもエミレーツ航空がスポンサーとなっている。ギリシャ国内では圧倒的な強さを誇るも、欧州の舞台では目立った活躍はできていない。