カタールワールドカップで最も荒れたと言っても過言ではない試合、準々決勝のオランダ対アルゼンチン。アルゼンチンがモリーナとメッシのゴールで2点を先取したものの、オランダが途中出場のベグホルストの2得点によって土壇場で追いつくという展開だった。
最終的にPK戦で決着がつくこととなったが、2本のPKストップに成功したアルゼンチンのGKエミリアーノ・マルティネスが当時のPK戦を『AFA Estudio』のインタビューで振り返った。
【ハイライト動画】エミリアーノ・マルティネスによるファンダイクのPKストップ
「(PKを止めた)ファンダイクのことはリヴァプールにいるから知っていた。彼が左上に蹴るのを見たことがあるし、2回とも彼らが勝っていた。そして僕は実は伸びすぎて腰を痛めてしまったんだ」と衝撃の事実を告白した。
アルゼンチン代表はワールドカップ期間中に2度PK戦を戦ったが、「PK戦は僕にとってスイッチを切り替えて楽しむ瞬間だ。プレッシャーではなく楽しみを感じる。キッカー側のプレッシャーを上手く利用するんだ」と流石の余裕を感じさせた。
エミリアーノ・マルティネスはワールドカップ期間中に3回のPKストップと1回の失敗を誘発。また、2021年のコパ・アメリカでもコロンビア戦のPK戦で活躍をみせた。この心の余裕があれほどのパフォーマンスを引き出すのかもしれない。
(By ALLSTARS CLUB編集部)