レアル・マドリード

本日ラスベガスで開催される『エル・クラシコ』。アメリカ合衆国でのクラシコは2017年以来の史上2回目となる。いくらプレシーズンのフレンドリーマッチとはいえ、クラシコはクラシコ。直接タイトルに繋がる試合ではないが、普通の親善試合とはわけが違う。

今回は今回はマドリーファン歴20年のALLSTARSスタッフが選ぶ”クラシコ名場面ベスト5”を紹介したいと思う。あくまで、いちスタッフの目線なので、予めご了承いただきたい。

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5位【2001/02シーズン】CL準決勝ジダンのループシュート

ジダンが加入して最初のシーズンとなった01/02シーズンのCLは、準決勝でクラシコが行われた。1stlegでアウェーのカンプ・ノウに乗り込んだマドリーは、ジダンのループシュートで先制すると、その後追加点を記録し、2−0で勝利した。

マドリーはこのシーズン、決勝に進出し、最後はレバークーゼンを破って9回目の優勝を果たした。

2001/02シーズン レアル・マドリー 2-0 バルセロナ (チャンピオンズリーグ準決勝)

4位【2013/14シーズン】ベイルの独走

決勝でクラシコとなった13/14シーズンのコパデルレイ。エースのロナウドを怪我で欠く中、両者1点ずつを奪い合い迎えた後半40分。ベイルがハーフウェーライン付近でボールを受けると衝撃的なスピードを見せ、並走してきたバルトラを引き離し独走。ピントとの1対1を制し、マドリーがコパデルレイ優勝を果たした。

2013/14シーズン レアル・マドリー 2-1 バルセロナ(コパデルレイ)

3位【2010/11シーズン】ぺぺの中盤起用とペップバルサに勝利

ペップバルサに勝利することができていなかった当時、モウリーニョ監督はコパデルレイ決勝のクラシコでペペを中盤に起用し、勝利を目指した。試合は前半に主導権を握ったマドリーがチャンスを作るも得点を奪えない。

すると後半はバルサがボールを保持し何度もチャンスを作る。両者に得点が生まれないまま90分が過ぎ延長戦に。延長前半、ついに先制点が生まれる。マルセロとのワンツーで抜け出したディマリアがクロスをあげると中でロナウドが合わせ先制。そのままマドリーが勝利し、ついにペップバルサに勝利した。

レアル・マドリー 1-0 バルセロナ (コパデルレイ)

2位【2011/12シーズン】カンプノウでのロナウドの「落ち着け」ジェスチャー

ペレス会長の再登板でカカやロナウドを獲得し、第二次銀河系軍団と呼ばれた2010年ごろのマドリー。11/12シーズンは勝ち点を順調に稼ぎ、第二次銀河系軍団にとって初のリーガ優勝のチャンスを迎えていた。そして35節、マドリーは勝てば優勝が決定的となるクラシコを迎えた。

カンプ・ノウでの一戦は10万人近くのバルサファンで埋め尽くされ、完全アウェーでの一戦となった。激しい試合となったこの試合は前半にコーナーキックからケディラが押し込み先制。

しかし後半にアレクシス・サンチェスのゴールで同点に追いつく展開に。流れはバルサに傾くかと思われたが、エース・ロナウドがエジルのパスに抜け出し、見事なゴール。ロナウドはカンプ・ノウの観客に「落ち着け」とジェスチャーを見せた。

最終的にアウェーでクラシコに勝利したマドリーは最終的に史上初となる勝ち点100を記録し優勝を果たした。

2011/12シーズン バルセロナ 1-2 レアル・マドリー (リーガエスパニョーラ)

1位【2007/08シーズン】 カンプノウでのパシージョ(花道)

開幕から快調なペースで勝ち点を積み重ね、35節のオサスナ戦で優勝を決めたマドリー。優勝から3日後、36節でクラシコが開催された。バルサの選手たちは試合前、ラ・リーガ優勝を果たしたマドリーの選手たちをパシージョ(花道)で出迎えた。

試合は前半12分にマドリーがラウールのゴールで先制。その後も得点を重ねたマドリーは4−1で勝利し、ベルナベウのボルテージは最高潮に。マドリディスタにとって優勝を祝う最高の勝利となった。

2007/08シーズン レアル・マドリー 4-1 バルセロナ (リーガエスパニョーラ)