2022年から発足する新しい東アジアスーパーリーグは、NBAと並行して展開している「バスケットボール・アフリカリーグ」と同様のフォーマットで、東アジアの国々から8つのクラブが参加する予定。


今回、2022年10月に8チームでスタートする「東アジアスーパーリーグ(EASL)」を国際バスケットボール連盟(FIBA)が支援することになるが、FIBAは10年間のサポートを保証しており、同大会を「公式」として認めている。東アジアチャンピオンを決定する初の大会となり、欧州のバスケットボール・チャンピオンズリーグ(BCL)と同様、チャンピオンには100万ドル(約1億1300万円)が授与される。

このプロジェクトは、FIBAがNBAと共同で開催する「Basketball Africa League(BAL)」に近いもの。東アジア地域から参加した8チームは、それぞれの国内リーグで予選を通過し、その後同地域のタイトルを競うことになる。今回のプロジェクトは、NBAではなく、元選手をはじめとするリーグの著名人がサポートしており、その中には、ルカ・ドンチッチ選手の代理人であるビル・ダフィー氏、元選手のバロン・デイビス氏、メッタ・ワールド・ピース氏、シェーン・バティア氏などのほか、リーグに関係するビジネスマンや組織も含まれている。

これまでEASLは、2017年から2019年にかけて行われていた招待制のトーナメントのみで構成されていた。しかし今回は、日本、韓国、フィリピン、香港、中国の各リーグからチームを集めて、プロのトーナメントを作ろうとしている。