ドルトムントは、収益は加速しているものの、赤字から脱却するには至っていない。最新の決算速報で、21-22年に売上高が27%増加したにもかかわらず、3500万ユーロの損失を出したと説明している。
ただ、損失は7%減少しており、これはスタジアムにファンが戻り、移籍市場が回復したことが大きな要因となっている。また、昨年度のドルトムントのビジネスでは、選手の移籍によるキャピタルゲインが6190万ユーロで3番目に重要な部分を占めていたが、前年の1540万ユーロに比べ、4倍の伸びとなった。
総収入は4億5690万ユーロで、放映が主な事業内容(1億4510万ユーロ)となっていたが、これは22%減少した。スポンサーシップは18%増の1億2660万ユーロ、そしてチケット収入やマッチデー収入などは前年の50万ユーロから2270万ユーロに増加した。
一方で、人件費(選手などの給料)は7%増の2億3120万ユーロ。減価償却費は1%減の1億990万ユーロとなった。
先日ブレーメン相手に悪夢のような負け方をしたドルトムントだが、今後経営面も競技面もどのように立て直していくか注目だ。
後半43分、2点リードで終盤を迎えたドルトムント
— ALLSTARS CLUB (@allstarsclubjp) August 22, 2022
まさかの逆転負けで連勝がストップ! pic.twitter.com/cD5pWda7dB