スペインのラ・リーガは、Decentraland(ディセントラランド)というメタバースにおけるプロジェクトの共同開発に向けて、米国のブロックチェーンとメタバースを扱う企業「VegasCity」と提携した。この提携はStadioPlus経由で行われている。
ラ・リーガは、ディセントラランド内の一区画である「VegasCity」にラ・リーガをテーマにした土地を作成予定。それに向けて、ディセントラランドにおける商業利用のための知的財産権および工業所有権の使用をStadioPlusにライセンス供与している。
Vegas CityのCEOであるジェイムズ・アシュトン氏は、「私たちは、ラ・リーガ、StadioPlus、ディセントラランドと協力して、観客に驚きと新しい体験を提供するサッカープロジェクトを開発することに非常に興奮しています。我々は、価値の高い、Web3対応のコンテンツを提供するために、ディセントラランドを最大限に活用します」と述べている。
一方でラ・リーガのフランチャイズ&ライセンシングの責任者であるステファン・イボットソン氏は、「ラ・リーガにとって、ピッチ内外のファンに最高の体験を提供する方法を革新し続けることは不可欠です。このライセンス契約により、ディセントラランド内の新たなオーディエンスにリーチすることができるようになります」と話した。
ディセントラランドとは、イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されているメタバース構想のブロックチェーンプロジェクト。「Oasis KYOTO」という京都をイメージしたメタバース都市もオープン予定で、日本人がとっつきやすい内容もある(Coincheckより一部引用)。