昨シーズン、最終節にまでもつれ込んだプレミアリーグを制し、優勝に輝いたマンチェスターC。その中心選手として活躍したデ・ブルイネは30試合に出場し、15ゴール8アシストと圧巻の活躍を見せた。
3連覇のかかる今シーズンだが、デ・ブルイネはここまでリーグ戦4ゴール13アシストとなっており、数字面ではやや昨シーズンより劣っている。今シーズンはプレミアリーグで先発から外れる試合も目立つ。W杯に出場したことも影響しているだろうが本来のフォームを取り戻せていない。
そのデ・ブルイネについて監督のペップが彼に求めていることを明かした。
「ワールドカップやいろいろなことがあり、私も含め、チームにとって難しいシーズンだと思う。だがケビンには、それを可能にする能力がある。彼とは何度も話したが、私が望むのは基本を守って、それをうまくやることだ。彼は、アシストする能力、ゴールを決める能力、パスを見る能力が他の誰よりも優れている。
しかし、ボールを失わないこと、機動力、積極性など、シンプルなことが、またどんどん良くなっていくのだと、私はいつも信じている。これができるようになれば、結果はついてくるものだ。
シンプルなことが完璧にできたとき、外や中に入っていくタイミングや、攻撃のタイミングなど、その瞬間に何をするにしても、彼だけが見つけることのできる素晴らしいパスを生み出すために必要となるアクションは、より簡単になるだろう」。
この言及はライプツィヒ戦の前のものだが、今朝のチャンピオンズリーグではライプツィヒに快勝し、デ・ブルイネもアシストを記録した。
アーセナルが首位を走るプレミアリーグだが、デ・ブルイネの復調がゲームチェンジャーとなるだろうか。
(By ALLSTARS CLUB編集部)