ビジャレアルからトッテナムへ、シーズン終了までの期限付き移籍で加入することとなったアルノー・ダンジュマ。「skysports」などの各メディアによるとエバートンへの加入が近づいていたというが、急転直下でトッテナムの一員に加わることとなった。
1月末に26歳の誕生日を迎えるダンジュマは、NECナイメヘンで頭角を現し始めたのちクラブ・ブルージュへ移籍。翌シーズンにボーンマスへ移ると、20/21年には2部リーグではあるもののリーグ戦15得点を記録し、ビジャレアルへ移籍した。
ビジャレアルでは初年度からリーグ戦二桁得点を記録するなど順調に成長しているように見られたが、今シーズンは出場機会が激減。そんな中でのトッテナムへのローン移籍だった。
そんなダンジュマだが、実はレアル・マドリードで活躍するブラジル代表FWヴィニシウスと並び、ラ・リーガにおけるある記録を持っている。
スポーツ分析を行う『OPTA』によると、21/22年の開幕以降、ラ・リーガにおいて右足と左足の両方でそれぞれ10得点以上を決めているのはダンジュマとヴィニシウスの2人だけであるという。ダンジュマは右足で12ゴール、左足で10ゴールを決めているそう。
現在トッテナムにはハリー・ケインという絶対的存在がいるが、チームのカンフル剤になることができるのだろうか。