ラ・リーガ ハビエル・テバス会長 CVC

ラ・リーガ会長のハビエル・テバス氏は、「ラ・リーガ・インプルソ」プロジェクトを推進した後、スポーツへの投資を支持している。同氏は「CVCのリーガ・エスパニョーラ参入後は、ファンドの信用度の高さのおかげで、各クラブの価値は30%アップしています」と発言した。

ラ・リーガ・インプルソとは、ラ・リーガとCVCファンドの契約により、リーグ全体のレベルを底上げするというもの。スペイン1部・2部に所属する37チームは19億9400万ユーロ(約2602億円)をCVCから受け取っている。これらのクラブは、ユースや練習施設、スタジアム改修に投資することができる。

また、CVCは放映権の管理も行なっており、バルサやレアルなどの強豪クラブと中堅・弱小クラブに大きな差が生まれないような手法をとる。

ただ、レアル、バルサ、ビルバオはこのラ・リーガ・インプルソに反対の意を示している。3クラブの意見として、「ラリーガ・インプルソは、スペインサッカー界全体に多大な損害を与え、スペインのスポーツ法とリーガの規約を著しく侵害する違法な取引である」としている。