14日に行われたネーションズリーグ準決勝でクロアチア代表がオランダを4-2で下し、見事な勝利を収め、決勝進出を決めた。
オランダは試合序盤からアグレッシブな入りを見せクロアチアを圧倒し、アタランタ所属のコープマイネルスが決定機を逃したが、前半34分にシャビ・シモンズとナタン・アケの連携からマレンがゴールを決め、オランダが先制した。
クロアチアはガクポのファウルによるPKをクラマリッチが決め53分に同点に追いつく。その後オランダが勢いづく中、クロアチアは再び反撃。ペリシッチとヴァヌシェツの連携からパシャリッチが72分にゴールを決め、遂に逆転。
オランダは終盤に攻勢をかけ、ラング、アケ、ガクポでゴールに迫ったが、チャンスを決めきることができない。しかし、試合終了間際の混戦からラングが96分に同点ゴールを決め、試合は延長戦に突入。
98分、クロアチアが勝ち越しゴールを決める。モドリッチのパスを受けたペトコビッチがデ・ヨングのマークをかわし、ミドルシュートを突き刺し勝ち越し。
オランダが同点を狙いパワープレーを繰り広げるなか、クロアチアはカウンターからチャンスを得る。試合終了間際にペトコビッチがマラシアに倒され、PKを獲得。これをモドリッチが決め、試合を決定づけるゴールとなった。
クロアチアは粘り強い戦いを見せ、オランダ相手に勝利を収めた。決勝ではスペインとイタリアの勝者とネーションズリーグ優勝をかけ戦う。
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