サウジアラビアリーグ所属のアル・ナスルへ移籍したクリスティアーノ・ロナウドと20年間代理人を務めたジョルジュ・メンデスの関係が切れたとポルトガルメディアが報道。その要因はロナウドの将来のキャリアに関しての意見の違いと報じられている。
Cristiano ha dejado de ser representado por Jorge Mendes, informa el Diario Público
— Luis Omar Tapia (@LuisOmarTapia) January 4, 2023
Esto tras la polémica entre CR7 y Manchester United pic.twitter.com/LAGYDtKsYe
2022年11月、クリスティアーノ・ロナウドと当時所属していたマンチェスターUの間で問題が発生し、ジョルジュ・メンデスとの縁は切れた。ピアーズ・モーガンのテレビ番組に出演して色々と爆弾発言をしたロナウドに対して、そしてマンチェスターUを退団する決断に関してもメンデスは不満を感じていたそうだ。
こうして今後のキャリアに関しての意見の行き違いが原因でクリスティアーノ・ロナウドとジョルジュ・メンデスのスポルティング・リスボンでのプロデビュー当時からの関係は終わりを告げた。
両者の意見のすれ違いの始まりは、ユベントスを退団した2021年まで遡る。チャンピオンズリーグ出場、チームの中心的役割を希望していたロナウドに届いたオファーは多くなかった。ユナイテッドの復帰が決まったものの、2年目でクラブとの関係が薄れ、出場機会も少なくなり、メンデスは新たに移籍先を探した。11月にはアル・ナスルからオファーを貰うものの、ロナウドはW杯で活躍してヨーロッパでのプレーを望んでいたという。
カタールワールドカップ準々決勝で敗退したロナウドは、最終的にアル・ナスルに移籍することになったが、そばにいたのは代理人であったメンデスではなく、ポルトガル代表の仕事関連で知り合い、レグフェはロナウドの広告キャリアを任され、2018年には20年以上の交友関係を経てパーソナルマネージャーとして雇われたリカルド・レグフェだった。
世界で最も有名なサッカー選手の一人であるクリスティアーノ・ロナウド、世界でもっとも有名なエージェントであるジョルジュ・メンデス。両者の今後の活躍に注目だ。