クリスティアーノ・ロナウドと暗号通貨取引所バイナンスは、新たな複数年契約のもと、今年後半に一連のNFTをリリースすることになる。

ロナウドはトークンのデザインについてバイナンスと協力し、バイナンスのNFTプラットフォームで独占的に販売される予定。

このようにスポーツ界のスーパースターを起用した高級NFTの中ではロナウドのNFTが最新となる。ただし暗号通貨とNFT市場は現在過去最大の暴落の真っ只中にある。

またスポーツにおける暗号通貨取引は、規制当局からの注目度が高まっている。スペインの国家証券市場委員会(CNMV)は今週、暗号通貨企業やその製品の広告に関する新たな規制を準備していると述べた。

Crypto.comやCoinbase、Geminiなどの大手取引所は、暗号通貨の価値とこのセクターの取引量が暴落したため、ここ数週間でレイオフ(急な不況による、労働者の一時的解雇)を発表している。一方でバイナンスは健全な状態を維持しており、現在も雇用を続けているという。

そんなバイナンスだが、ロナウドとの取引により、「ロナウドのファンに、NFTの世界への的な入口となるWeb3を紹介することができる」と述べた。

一方でロナウドと並べられる存在のメッシは3月にスポーツに特化したプラットフォームSocios.comとのNFTパートナーシップを発表している。