今季のチャンピオンズリーグ決勝のカードが決定した。ビッグイヤーをかけて戦うのは、インテルとマンチェスターCだ。
両チームには、それぞれアルゼンチン代表のラウタロ・マルティネスとフリアン・アルバレスが所属しているが、どちらかは同一シーズンにCLとW杯を制覇するという前人未到の偉業を達成することとなる。
過去のワールドカップは夏開催であったためそのようなことが起こらなかったが、同じ年に両方を制覇したという選手は何人かいる。
今回はその11人の選手を紹介していこう。
1974年:バイエルン&西ドイツ代表(7人)
フランツ・ベッケンバウアー
ゲルト・ミュラー
ゼップ・マイヤー
パウル・ブライトナー
ウリ・ヘーネス
ハンス=ゲオルク・シュヴァルツェンベック
ユップ・カペルマン
73/74年のチャンピオンズリーグ決勝でアトレティコと対戦したバイエルン。延長後半にお互いが1点ずつを取り合うまでスコアレスという緊迫した状況が続いたが、結果的に1-1で再試合となった。決勝再試合では、ウリ・ヘーネスとゲルト・ミュラーが2点ずつ奪い、バイエルンが4-0で勝利し、栄冠にたどり着いた。
1974: West Germany 🇩🇪 #FIFAWorldCup pic.twitter.com/CY3Sk9CIt6
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) December 18, 2022
その1ヶ月後に行われたのが1974年西ドイツワールドカップ。自国開催での優勝を目指した西ドイツだったが、グループステージでは東ドイツに敗れるという出来事もあった。それでも2次ラウンドを全勝で勝ち上がると決勝ではヨハン・クライフ擁するオランダを下し、見事に自国優勝を達成した。